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彼女の彼は、彼女 プロット フランス 07月06日 1996 台灣上映
彼女はパートタイムトラベラー プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
彼女は最高 プロット アメリカ 02月01日 1997 台灣上映
彼女はひとり プロット 日本 11月29日 2020 台灣上映
彼女の名はサビーヌ プロット フランス 02月14日 2009 台灣上映
彼女は夢で踊る プロット 日本 10月23日 2020 台灣上映
彼女はハイスクール・ボーイ評論(1)
この映画が記憶に残っている理由は後述するが、映画は女子が男子に化ける学園コメディである。
Just One of the Guys=おとこのひとりになるのはJoyce Hyserという女優で、この映画以外ではたぶん見たことがない。
変身の完成度が高かった。こんな男子もいると思わせる。
男性からするとツーブロックだが、女性の髪型としては、ベリーショートに属するんだろうか。若干パーマがかかっている。かっこいい男子だった。
ジョンヒューズ全盛期だったが、もっと軽いコメディだった。がちむちないじめっこがいてギークがいてプリンセスがいて、正義の鉄槌をくだす曲線が描かれる──学園ものの体裁を踏襲していた。
女がバレないようにする細工で尺をもっていくがJoyce Hyserの仮装だけでもじゅうぶんに見応えがあった。すっかり男子になりきったので、女子に惚れられたりする。ツインピークスのSherilyn Fennが演じていた。
生まれ年から算するとJoyce Hyser28歳のときの映画である。かんがみれば80年代、学園ものを大人たちが演じていた。
彼女は親友となった男子に恋心を寄せる。その彼といじめっ子が対決を果たしたプロムのパーティで、自分はほんとは女だと告白するのが、映画のクライマックスだった。
で、アイムアガールとか言うのだが、がっつりマブダチだと信じている彼は、いっこうに信じない。しかたなく彼女は「がばっ」とシャツを開く。
学園ものの体裁をもった映画で、ヒロインの体裁をもった女子が「がばっ」と前を開く。それがどんな絵なのか想像できるだろうか。だから覚えている。体験を共有する男性が多いはずで、軽調なコメディにかかわらず、映画はカルトクラッシックになっている。
世代によっては、この映画のレビューは一言「おっぱい」だけで通じるはずである。