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プロット
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03月01日 台灣上映
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プロット
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Ryuichi Sakamoto | Opus評論(7)
一人の偉大な作曲家の渾身の演奏の記録
静寂の劇場に響くその1音1音が、また
光と影に映される音を奏でる指と共に感動を覚えずにはいられない作品
涙する どころか、しゃくりあげる程泣いてしまう感動
何度も観たい聴きたい作品
坂本龍一の作品をこれからも聞いていきたいと思う
芸術は長く 人生は短し
感動をありがとう
個々の音を、そっと配置するような、丁寧な音作り。
若いころのようなイケイケな指さばきではないぶん、個々の音の深みが。
会場は、109シネマズプレミアム新宿、シアター7。
教授ご本人が監修した、究極の音響の映画館。
距離が無い? 配線も無い? 同じ室内に居る? ようにすら感じる体験でした。
この、混じり気のない音の紡ぎ。相応の音響設備だからこそ伝わってきました。
映像づくりの目線もすばらしく。
まるで、師匠や親を丁寧に観察して記録するような。
感嘆しかないです。
また何度か観にうかがって、理解を深めねばです。
そして戯れるような演奏。
息遣いが聞こえるほどの親密な空間。
厳選された20曲の演奏。
映像でしかなし得なかった最後のコンサート。
教授の楽曲、特にAquaに救われた夜が何度もある。
人生を反芻し、体全体で聞き入った。
Nスペ「Last Days 坂本龍一 最期の日々」の地続きにある
教授が追い求めた美しさが結集したような作品。
作品はモノクロで坂本龍一が20曲を演奏するだけの単純な構成。しかしそれでも感動せずにはいられない。カメラは坂本龍一の細部の息遣いからシワやシミ、痩けた顔を哀れもなく撮らえている。また演奏は精細を欠いて、失敗したところもそのまま映し出している。NHK「last days」を観た後に観たため、この時、坂本龍一の指先の痛みなどもあったとわかる。
これまで坂本龍一は前衛的でスタイリッシュなイメージで世間には自身の生活感は見せてこなかった人だと思う。しかしlast days含め、最後にこれほどまでに、決して完璧で美しくないが必死に死と音楽に向き合う美しい姿を見せてくれた。そこに死とは何か?生きるとは何か?この単純な構成の中に死期を悟った坂本龍一からの様々なメッセージが伝わる作品であった。まさに坂本龍一の最後にふさわしい偉大で最後まで前衛的な作品を残した。