50% 想看,共 128
評論 | 分享
時の輝き プロット 日本 03月18日 1995 台灣上映
輝きの海 プロット アメリカ 06月26日 1999 台灣上映
金髪の草原 プロット 日本 09月09日 2000 台灣上映
草の響き プロット 日本 10月08日 2021 台灣上映
輝きの大地 プロット アメリカ・南アフリカ合作 08月02日 1997 台灣上映
奇蹟の輝き プロット アメリカ 06月05日 1999 台灣上映
草原の輝き評論(7)
総合70点 ( ストーリー:80点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )
自由の国アメリカにまだ自由がなくて親が権力を握っていた時代のこと。子供の話を聞かず生き方を押し付けてくる親との価値観の違いに加えて、未成熟なゆえに自分の道を進めなかった若い2人がいる。紆余曲折の末に不幸を乗り越え着飾ってやっと彼に出会った彼女の姿が痛みとなって刺さる。
古い映画ならではの古い演技と演出は仕方が無いし、映像も出来がいいとは言えない。同じカザン監督の『エデンの東』と共通点も多いが、こちらのほうが現代人的にもわかりやすい主題だし良く出来た話だった。
牧場に向かう白い帽子と服のナタリー・ウッドが美人だった。ただし年齢的にもう少し若いときに出るべきだった。
若いカップルが性的な欲求と貞節の観念の間で揺れる。大戦後の自由で解放的な若者の風俗と、処女性を重んじる保守的な道徳観の対立がこの映画のテーマとなっている。
「エデンの東」で旧約聖書のカインとアベルの物語を現代に置き換えたエリア・カザンが、カトリシズムと精神分析に翻弄される若者を描く。
これら新旧の神話から解き放たれた二人が、年月を経て再会するラストが清々しい。人間が愛し合うことの自由さ、素晴らしさを巧みに描きあげている。「エデン」に並ぶカザンの名作。
ナタリー-ウッドがみずみずしく美しかった。
一度きりの人生で
一度だけ人を死ぬほど愛せる季節があるのなら
その恋が
結ばれても
結ばれなくて
その人は
お金では買えない
評判では充足できない
モテるだけでは手に入れれない
プライドでは満たすことのできない
恋愛によって死ぬまでさめることのない
熱い胸のうずきを
生まれてきた醍醐味を
味わった数少ない
幸福な人かもしれない
つい先日
マックで隣に座った女子大学生二人の会話に
性欲がこれほどまでに垂れ流しになって
情緒のない愛に埋没している
人が増えていることを実感した
その二人はどこからみてもチョー普通のおとなしい感じの二人だった。
話しの内容は
下品なH話しだった。
人生には
季節がある
Hなしで
心の底から純粋に人を愛せるときは
そういう恋を死ぬほどの思いでできると
得かもしれない
調査では
結婚した夫婦の8割くらいが
相手に愛情を感じていない。
らしい。
そういう季節にやがて8割が移っていく現実があるのなら
人を死ぬほど愛せる季節を
もっと大切にしたほうが
バラエティーに富んだ人生になる
10代でH経験をして
欲望に流されて次から次へと経験して
これが正しい生き方だよ!!といわんばかりの社会。
情緒の発達が損なわれた人たちが
結婚して
どうなっていっているのか?
数値は如実にそれを物語っているとしか思えない。
この作品はそういう生き方がいやな人には
すばらしい感動を与えると確信する。
本当の意味で豊かな恋をした人が
国に増えてほしい。