搜索ユーセフ・アブ=ワルダ的結果,共15筆,(花費0.001672秒).

用戶 Nkpsiooihk真夜中のサバナ 的評價.

3 years ago
全編通してJAZZが流れ、気持ちがいい。「真実は芸術と同じで、見る人によって違う」。そうなのか・・・と、言う事はこの事件は芸術だったのだな。 単純に正当防衛を論じているだけなのに、これほどまで真実が曖昧になっているとは。だから闇に葬ってもいいということにはなるまい・・・わからない。ブードゥ教の儀式もわからないし、アブが頭の周りを飛び回っているのもわからない...
2 years ago
カサブランカの街を仕事と宿を求めて彷徨い歩く身重のサミア。元美容師だが臨月のお腹を抱えて住む家もない身ではどこを訪ねても門前払い。パン屋を営むアブラもサミアを追い払うが一人娘のワルダにせがまれたこともあって仕方なく家に招き入れる。天真爛漫な少女のワルダはすぐにサミアに懐くがアブラはサミアに心を開こうとせずぎこちない共同生活を続けていたある日、せめてもの恩返し...
2 years ago
パン屋を営み女手一人で娘を育てるアブラは、身重で行く当てのないサミアに一夜の寝床を貸す。 色々葛藤もありながら、そこから物語は展開します。 最後は、アブラもサミアも良い方向に展開する(ことを予感させる)。 映画を見る人も、何が大切なのかを教えられる。 登場人物はほぼ4人。セリフも極めて少ない。西洋の古典的絵画のような静かで落ち着いた映像の中で物語は展開して...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ー 今作は、日本で劇場公開される初のモロッコ映画だそうである。 男性優位のイスラム教国で生きる女性達の姿と、豊かな生活文化が描かれており、メディアからは伝えられないモロッコ女性の優しさ、逞しさ、抱える悲しみに耐える姿が印象的な作品だ。ー □北アフリカ、モロッコの最大都市カサブランカが舞台。 旧市街を彷徨う、訳アリ妊婦のサ...

用戶 Cowikystrn芸術家・今井次郎 的評價.

2 years ago
今井次郎のことは、名前は聞いたことあったけどどういう人物か詳しくは知りませんでした。そんな状態でこの映画を見始めてみましたが、冒頭「⁇」って感じでけっこうかったるいんだけど、関係者の「今井さんは凄い」という証言と、生前の今井のパフォーマンスが次第にシンクロするようになって、どんどん引き込まれていきます。一見アブなそうだけど、実は親しみやすい清貧の芸術家なんで...

用戶 Snhxksipgmoロリータ(1962) 的評價.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 年端もいかない娘が好きで好きでたまらない主人公を視点に物語が進んでいく。アブない映画だと思ってみたらほんとに危なかった。 冒頭で酒瓶だらけになった家を、足元を気にせずぼうっと歩いていた意味がだんだんわかっていく構成が気持ちいい。 あとホテルでホテルマンの黒人と補助ベッドをそぉっと設置するシーンはずっと笑える。 終盤、息苦...
2 years ago
今作は第92回アカデミー賞のノミネート候補に挙がった作品。他国の多種な映画が日本に輸入されてきているものの、商業映画として劇場公開されるモロッコ映画は今回が初めて。 モロッコに住む人々のほとんどは、イスラム教徒。イスラム教徒では婚前交渉が禁止されており、未婚の妊婦という時点で、誰も関わりたがらない。 普通に考えても未婚の妊婦サミアが、ひとりさまよっている...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 外国どころか、隣の県でさえ行けない今日この頃、遥か彼方のモロッコの街を見られたのが、うれしい。あーどこかへ旅したいっ。 臨月の妊婦サウラが、荷物一つ持って、街を歩く。泊まるところと仕事を探しまわる。でも、みんな冷たい。誰も彼女を顧みない。お腹の子供がどうなっても、誰も何も感じないのだろうか。一体、彼女はどれくらいさまよっ...

用戶 ngpsghアンチグラビティ 的評價.

3 years ago
昏睡状態に陥った人がたどり着く、夢と記憶が入り交じった夢幻空間。そこに住み着く怪物と闘いながら、平和な地を求め旅立つ一行の物語。 開始程なくして夢幻空間の場面に。 グニャリとした風景はどこか幻想的でなかなか好きな世界観。 しかし、予告編では怪物とのバトルがメインみたいな描かれ方だけど、予告のバトルシーンは粗全て開始10分もしない間に回収。 以降はちょく...
2 years ago
コロンビアのジャングル深くに潜入し、コミュニティを形成している若いゲリラたちが、密林の中で常軌を逸し、次第に野獣化していく。実際に南米コロンビアで半世紀以上続いた内戦を背景にしているという。閉ざされた空間に閉じ込められた子供たちのサバイバルという意味では、他でも指定されているように、太平洋上の孤島に漂着した少年たちの豹変ぶりを描いた『蠅の王』(\'63、\'...

用戶 eoiqmcノスフェラトゥ 的評價.

3 years ago
BSつけたらやっていて、思わず最後まで観てしまった。 暑い夏の夜、怖い映画でも観て涼んでくださいな…っていうBS側の粋な計らいなのか?(そんな訳ない) こんな悪夢みたいな映画を観たら、ますます寝苦しくなる。 俺のやってるのはゲイジュツだから、そこんとこヨロシク的なヘルツォーク。 そんじょそこらのドラキュラ物とは訳が違うんだぜぇと鼻息も荒く、悪夢は続くよど...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 旅行に行けない昨今、異国情緒たっぷりの映画は心の栄養剤だと思う。 舞台は日本から遠く離れたモロッコ。昔リッチな知り合いがモロッコにハマって足繁く通っておりました。それは素敵な所らしい。私のイメージでは宗教色が強い?ヘナ、迷路、クスクス…そんな程度の知識で鑑賞しました。 近年、随分変わってきましたが、日本でも未婚の母は白い...

用戶 vtplwdアンチグラビティ 的評價.

3 years ago
「気ままに夢見る機」を使った世界。好きなように建築設計できて、のび太たちは楽しく暮らすのだ。ちなみに主人公の男に名前がなかったので、以下便宜上敢えて“のび太”とする。 しかし、設定上は夢の空間ではみんな昏睡状態にあるという。戦士のファントム、予言者のスピリット、ヒーラーのフライ、地図ならおまかせの男など特殊能力を持った者たち。その他は力仕事専門だ。そんな中...

用戶 Oshsmpxgnik灼熱の魂 的評價.

1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「灼熱の魂」 原題「Incendies」 製作国 カナダ/フランス 監督/脚本 ドゥニ・ヴィルヌーブ ○原点 原作はワジディ・ムアワッド氏の戯曲「約束の血」の第2部である。 ムアワッド氏は1968年にレバノンの首都ベイルートに生まれ、8歳でレバノン内戦に巻き込まれフランスに亡命した経験があり、具体的に示されてはいないが...

用戶 luzkmeパラダイス・ナウ 的評價.

3 years ago
ラスト、目のアップの後、一瞬画面が真っ白になる。そして無音で流れるエンドロール…。 これほどの余韻が残る映画が他にあるだろうか?ラストに向かって高まる緊張感。それが頂点に達してラストのシーン。 混乱なんて言葉では表現できないほどの衝撃、カオス。チラシに「泣くことさえ許されない、衝撃の感動作」とあるが、それを体感する。 実際、鑑賞したのはもう数年前だが、衝撃...