歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡
プロット
イギリス・スコットランド・フランス合作
06月04日 2022 台灣上映
海は見ていた
プロット
日本
07月27日 2002 台灣上映
愛してる、愛してない…(2002)
プロット
フランス
04月26日 2003 台灣上映
魔女見習いをさがして
プロット
日本
11月13日 2020 台灣上映
わたしの見島
プロット
日本
11月13日 1999 台灣上映
ストレイ 犬が見た世界
プロット
アメリカ
03月18日 2022 台灣上映
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わたしの見ている世界が全て評論(4)
この映画に出てくる兄弟姉妹は、いわゆる世間一般が思うような、妻も夫もいて子供いてというシアワセを誰も享受していない。長兄は親の稼業を継いで結構歳がいってそうだが独身で、農家の歳のかなり離れた娘にアプローチしている。姉は離婚の出戻りで家の手伝いをしている。次兄はもっとも状況がわるくて、実家にこもってニート。
そこに、ベンチャー起業からパワハラをとがめられても自我を通し、退職して企業しようとする、合理主義のような末妹がしばらく実家に居候することになる。実家を売って資金を得ようと、兄姉の独立を促す。
その過程はお互いの性格の違いが浮かび上がってきて、兄弟姉妹ならではの思いやりと照れくささがゆえの突き放しが振り子のように揺れ動く様はおもしろい。結果的に、実家は売ることにはなるものの、一番変わったのは妹だったのかなと最後に思った。変わった自分を表現する言葉がみつからないという風に解釈したんだけど、それは観たひとそれぞれの解釈や感じ方だろうと思います。
主演の森田想、とても自然な演技で、いわゆる女優って感じはいい意味で消えているし、こんなひといるようなぁって思わせてくれる演技でよかった。
学生の頃から才能を発揮しHR系ベンチャー企業で働いていた女性がパワハラを指摘されて、態度を改めるのではなく辞職して企業する選択をする中、母親が亡くなり家業をしながら兄姉が暮らす実家を売ろうと画策し、と始まって行くけれど、大した自信家ですね。
上司に言われた通りそのお仕事でパワハラってねぇw
確かに流れでその仕事をしている長女と長女は煮え切らないけれど、今はそれを生業としている訳だし。まあ次男はお話しになりませんが。
そんな家庭環境で一人自立しているつもりの主人公も、結局は実家を売った金をあてにしている訳で同じ穴の狢な訳だけど、それに気付かず。
自分の目的の為の行動が、なんだかんだ家族の為になったり気付きになったり。
笑いどころは殆どなく、至ってマジメなドラマだけれど、登場人物達の性格や機微がバラエティに富んでいて、自身にも当て嵌まりそうなところも少なからずあるし、堅苦し過ぎず重過ぎず、なかなか面白かった。
みんなぐじゃぐじゃですね。
兄弟姉妹のやりとりは良かったです。