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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション評論(5)
赤ちゃんって、ぷくぷくしてて可愛いけど、ふとした瞬間に偉そうなおやぢに見えることがありますよね?
ベビーカーにふんぞり返ってガードに両足を乗っける姿なんて「いまどき、どこのボスだってそんな格好しないわよ」と、ツッコミたくなります。
ふてぶてしい態度に不敵な笑み。傍若無人な行動は、まるで私が困る姿を見て楽しんでいるかのよう…
きっと誰もが感じていた事でしょうが、実は赤ちゃんの中身は…
大胆で突拍子もない展開が楽しかった!
子供の頃、悪い大人をやっつける児童文学が大好きでした。『マチルダは小さな大天才』『チョコレート戦争』『大どろぼうホッツェンプロッツ』などなど。
子供なら憧れるシチュエーションですよね??
自分が子供だった頃のワクワクが蘇ってきて、きっと子供の頃の私が見たら忍者のくだりがお気に入りだったはずww
そして、温暖化や戦争…大人に任せておけない問題に心がチクリ。
子育て中の方にもオススメです!
どうして赤ちゃんって、機嫌良く遊んでいるのに突然ギャン泣きしたりするのかしら??
意味不明な行動に振り回されていたけれど、実は何かのミッションから大人の目を逸らそうとしているのかも??
そんな風に思うと、子育てのしんどい部分がちょっぴり楽しくなる。
時にはイマジネーション(妄想)を広げて、自分を楽しませてあげるの大事!
そんなヒントをもらえた気がしました。
そして、前作で語られていた兄弟の関係に、親子の関係も加わって…
同じ家族でも性格も違えば価値観も違う。
いつのまにか少しずつすれ違ってギクシャクしてしまった関係は、同じ目的に向かう事で最高のバディに戻る。
お互いがお互いを意識しすぎてしまっているが故に、自分には無い部分を否定したり羨んだりするけれど、
一緒に同じ方向を向くことで、自分には無い部分を助け合い補い合える息ぴったりの相棒になる!
そんな関係修復のヒント。面倒だったり嫌だったり後回しにしたくなる事を楽しむヒント。
いろんなヒントが詰まった映画でした。
ボスレディのツンとした口元がキュート!
あと、塊魂 好きも必見です(*^^*)
#ボスベイビーファミリーミッション
ただ、前作の設定と、「ドラえもんのようなアイテム」で前作の世界をさらにパワーアップした物語が構成されています。
しかも、映像表現も進化し、純粋に楽しい作品となっています。
細かすぎるほどの小ネタも満載で、例えば、映画館で3Dメガネをしている観客が少し登場しますが、彼の「めっちゃリアル!」は、クスッと笑えたりします。
そして、物語全体を通して描かれているテーマも、兄弟愛や親子愛など、心地良いもので、伏線等もキチンとしていて、エンターテインメント作品としては、とても出来は良いと思います。
吹替版のムロツヨシは前作同様に良く、本作では多部未華子が赤ちゃん役で、初めはビックリしましたが、すぐに馴染み、なかなかナイスなキャスティングでした。
Tim :Time is a funny thing. When I was a kid, the days lasted forever.
But the years, well, they went by so fast.
コモンセンス・メディアという聞き流すだけならいいようなサイトによると親の意見では7才から、そして子供サイドからは6才からが適した年齢とされている... 投稿者の数が少なすぎるけどの、お話... それだったら、amazon.comではすでにVOD化され2000件以上のレビューが寄せられ☆4と☆5をつけた人の数が95%なので参考にされてもいいかもしれない。
Tina: You know, Doc, childhood doesn't last forever, but family sure
does.
この映画を見て驚いたのが、クロスカッティングとカットバックというショットとショットのつなぎ方の相いれないものをギリギリの線でつなぎ合わせることで、それをやってのけている。だからディズニーやスタジオカナルのような質感を大切にするモノよりはどちらかというとジッピーでワイルドな動きに特化したような制作の意図がうかがい知れるかもしれない。
初めはWHOがいくら安全と保障してもあのおじさんのとぼけた顔を見せられるととても、とても... 安全には決して思えないし、南の島で働いていた時、テレビ番組で電磁波の問題を取り上げていたので日本と違い敏感になっていたこともあるけど... 幼い子たちがモバイル・フォンを賛美するように使っているのを見るとどうしても違和感もあり☆1にしていたけどやはり、この映画の面白さとホロッとさせるタビサとティム父娘の関係など見ごたえのある映画となっているので。
しかも映画にゆるみなんて言うものがない駆け抜けるようにスレッドが進んでいくのであっという間の楽しい時間を過ごせたことを言っておきたい。この映画、幼い子供さんに見せるにしては動きも早いし、暴力に頼りすぎるところもあり、それと字幕版のニュー・ボス・ベイビーのティナの声がボス・ベイビー同様に大人の声、つまり映画では女性の大人の声を起用したのは個人的にはほんのちょっぴりだけ違ったのかな~なんでね?
余談として...タバサ(タビサ)と言えばサマンサの娘ですけど...何か?
Tim: I thought we both had to grow up.
Tabitha: Well, let's not grow up too fast. I love you, Dad.
子供時代は終わってしまうけれど家族はずっと続くし、いつかは大人にならないといけない。
(◦ˉ ˘ ˉ◦)可愛いベビーちゃんたちのプニプニほっぺやクリクリな目はニコッとされるだけでいい癒し💕💕
前作は子供向け感が強めだったけど、今作は大人になってからの目線や心情が多め、
スピード感とわちゃわちゃ感満載でいい意味″ムロさん劇場″が出来上がっていたので、
ただただ楽しんで笑いたい人も必見👍