闇金を題材に欲望うずまく裏社会に生きる人間たちを描いた山田裕貴主演の「闇金ドッグス」シリーズ第6作。若くしてヤクザの親分になり、稼業引退後に闇金の世界へ足を踏み入れたラストファイナンスの社長・安藤忠臣は、元イケメンホストの須藤司とともに債務者たちを追い込む日々を送っていた。債権ブローカーから安く買い取った伊良部慎太郎名義の債権。忠臣は400万円で買った焦げ付いた債券で、まだ1000万円は引っ張れると踏んでいた。そんな折、忠臣の前に10年以上前に別れた恋人の荒木未奈美が現れる。伊良部と結婚した未奈美は、借金を背負い行方不明となった夫の手がかりを探しにラストファイナンスにたどり着いたという。
闇金ドッグス6評論(3)
本来の客である小口の借金断っちゃうし、ウィーメンダイヤルは破綻しちゃっているし、申し訳程度には悪ふざけも残っているけれど笑いどころがなくなってしまい残念。
恋愛要素は今までになかったし、そこに引っ張られ過ぎてなくて良いアクセントにはなっていたけど、フンドシックスは出オチだし、元ホスト君の台詞も余りにも自分を棚上げしていて違和感あるしねぇ。
何だかんだと自分の客に情があり、金に汚くない不思議な闇金像はそのままで、一応山場の展開はスカッとさせてくれて面白いけれど、ストーリーが真っ直ぐ過ぎて予想通り、愉快痛快さとかニヤリとさせてくれるものが足りないんだよね。
次作への振りが利きまくっているということも有り、7に期待ということで。
シリーズ6作目。自分では何もできないのに文句ばかり言う安藤の元カノが好きになれず。物語自体は珍しく闇金を営む側が思い悩む展開で方向性のブレ始める安藤が観れる貴重な作品でした。
予想外のストーリーでした。
やっぱり安藤も人間なんだよね。彼に残ってる人間味を垣間見た気がする。
元カノは悪い意味で非常に女らしい。