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リダクテッド 真実の価値評論(4)
数多くの戦争映画でも描かれていますが、『戦争』の意味と結末、何が正しくて何が悪なのか…。
色々と考えさせられました。
カジュアリティーズもそうだったが、「表層的な痛み」をとらえて戦場を描いている。単純に悲しく痛々しい、その一面を切り取って。だからなのか、もやもやが残りにくい。複雑であるはずの、戦争という題材なのに。
戦場、年代が違うので比べるのもおかしいが「フルメタルジャケット」は見た後もずっと何かがひっかかっている。
尺も短めだし、あっさりと終わるし、こんなものでしょうか。
作品の内容が内容なだけに賛否両論も納得だけど、それでもこの"メッセージフィルム"を知れたことは非常に大きい。それに監督はフィクションであることをかなり上手く利用している(相応しい言い方とは思えないが)。
詳しいことは上手く言えないが、これほど大物監督の名前が意義ある映画は珍しいかも。今の日本人の心境的に直視不可なシーンもあるけど、決して反らしても忘れてもいけない大事なものが宿ってます!ただ本当に見るときは気を付けておいてください。精神的に来る箇所あるので…。