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再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ プロット アメリカ 11月03日 1988 台灣上映
再会の時 プロット アメリカ 07月13日 1984 台灣上映
再会の奈良 プロット 中国・日本合作 02月04日 2022 台灣上映
街の上で プロット 日本 04月09日 2021 台灣上映
再会(1975) プロット 日本 03月15日 1975 台灣上映
リユニオン 再会 プロット フランス・ドイツ・イギリス合作 02月16日 1991 台灣上映
再会の街で評論(13)
幸せな毎日が突然奪われたらやるせない…。
深いお話しだなと思う。
何の予備知識もなく見始めたら「あ、これって9.11関連の映画だったんだ」と。大学時代のルームメイトだった彼が変わってしまった理由。突然の飛行機事故で自分以外のペットを含む家族全員を一度に失ってしまう。政府からの見舞金。少しずつルームメイトだった彼の背景が見えてくる。私自身も東北の大地震の際、もし家族全員を失ってしまって、そのあと生きていくことったら、て考えたことがあり。。。元ルームメイトの気持ちをなぜほかの人たち(奥さんサイドのご両親、ご両親側の弁護士!)が理解できないのか?一見の裁判官だって理解できるのに、ねぇ?主人公にセクハラされたっていう、イカレた女性が美人すぎるし、その彼女とのトラブルが簡単に解決するのはちょっと?って思うけど、まぁ、ちょっと笑えて、でもホロリとくる、ストーリー全体がよかった。
原題は「Reign over me」。
チャーリーは、家族を一気に失った壮絶な苦しみ・悲しさを、誰にも話すことが出来ず、全てを忘れようとしていた。殻にこもりきっていた。でもアランと再会し、まずは関係のないことからだけれど、話をするようになる。
度々会うようになっても、家族のことは一切話すことが出来なかった。アランはチャーリーの大学時代の友人で、自分の家族のことを知らない。だから聞かない。だから安心出来る。それで避けることなく会えたのだろう。
逆に、当時仲良かった人たちは、ダメ。皆自分の家族を知っているから。
つまり、昔の自分しかしらない友人と再会出来たからこそ、話せるようにというか、また付き合えるようになったのと思う。もしアランも家族を知っていたら、無理だっただろう。
そして、アランは自分がチャーリーのために何かしたい、チャーリーを良くしなきゃ、などと世話をやこうとしながらも、自分も実は満たされない、ぎこちない家庭生活を送っていることを認められるようになってくる。
チャーリーだけが励まされ助けられるのではなく、アランもチャーリーとの交流によって、自身を見つめ直し、一歩前へ進めるようになる。お互いの存在が、お互いの力になる。
アランは始め、自分が立ち上げた歯科病院でも、肩身が狭そうだったのに、最後には偉そうにしている重役に、ビシっと言えるまでになる。それは、
「お前は、大学の頃、妥協しなかった」
とチャーリーが言った一言に勇気をもらったからだ。
チャーリーが自暴自棄になり警察に捕まり、病院に拘束されるかの裁判で、亡くなった妻の両親がはじめは「娘たちを忘れるなんて!!」ととても腹を立てていて、病院に入れようとしていたのに、実は本当はチャーリーがどれだけ彼女たちを愛しているか、覚えているかということを知って、和解するシーンは涙が出てきた。
(「チャーリーは家族の写真も持ち歩かない、話も一切しない、なんて酷い人間なんだ」、
と妻の両親は決め付けていた。チャーリーは家族の話は傷が深すぎて一切出来なかったから、両親の誤解も解けずにいた。でも、裁判所で始めて、チャーリーは自分から、写真を持ち歩かない理由を話す。それは、写真など持たなくても、一瞬にして顔が浮かぶから、
という理由。彼は泣きながら精一杯話す)。
中年男二人の再会・友情の物語なんかではなく、大切な人を失い深く傷つき壊れてしまった一人の人間が、昔の友人との再会をきっかけに、少しずつ問題と向き合えるように、自分の道を探し始められるようになる、素敵なヒューマンドラマだった。
日本でも、震災などで身近な人を亡くした人は多いと思う。
私自身は身近な人をある日突然亡くした経験はないから、本当の共感や理解は出来ないけれど、大切な人を失ったことがある人、また、身近にそういう人がいる人が観たら、より心に響き、癒される作品だと思った。
見終えたあとは、感動と共に心温まる、良い映画です。
この映画は“喪失と友情の物語”です。クサい言い方ですが、他に言い表わしようがないほど、ピッタリな言葉です。何の罪も無いのに、或る日突然愛する全てのモノを一瞬にして失ってしまったら、人はその事実をどのようにして受け入れていくのか?いや、実際のところ受け入れらない人の方が多いのだと思う(この映画もそんな人間を描いています)し、その人達に周りの人間がどのような形で接していき、その傷を癒していくことが出来るのか…。究極のところ、いくら親身になって心配しても、当事者にしか痛みはわからないものだけど、それでも何か話すことによって、人は癒されるんだと、この映画は静かに、しかし力強く観ている者に語り掛けてくれます。
ストーリーも秀逸ですが、随所に出てくるNYのロケーションと、バックに流れる70年代、80年代の音楽も、この映画をとても温かい“ヒューマンドラマ”に仕上げている重要なエッセンスです。洋楽ファンの皆様は、必見ですよ。
お話なんだけど・・・
まず、アダム・サンドラーの容姿にビックリ~
最初誰かと思ったよ・・・w
ドン・チードルの演技も素晴らしい!!
結構豪華なキャストが出てる映画です☆
最初はパッとしない話に思えた。
でも段々、お話が身近に見えてきた。
最後は引き込まれて号泣。
お勧めです★