リアム・ギャラガー アズ・イット・ワズ劇情
イギリスの伝説的ロックバンド「オアシス」の元メンバー、リアム・ギャラガーの成功と挫折、ソロアーティストとしての復活までを描いたドキュメンタリー。1991年に結成されたオアシスのフロントマンとしてスターダムにのしあがったリアムは、その一方で破天荒な言動を繰り返し、メディアからたびたびバッシングを受けていた。
やがてバンドメンバーの兄ノエルとの確執が表面化し、2009年には解散状態に。新たに結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず解散。失意の中、自らの力だけで音楽の世界を生き抜くことを決意したリアムは、再起をかけてソロデビューアルバム「アズ・ユー・ワー」をリリースする。
「コナー・マクレガー：ノートリアス」のギャビン・フィッツジェラルドと、本作のために10年以上にわたってリアムを撮影してきたチャーリー・ライトニングが共同監督を務めた。
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リアム・ギャラガー アズ・イット・ワズ評論(2)
I'm not doing this to be more famous.. I'm fu*king enough, you
know what I mean? And I'm not doing it for the money. I joined
the band because I love music.
ハッキリ言って彼のセリフを聞いた瞬間、彼に対する言い知れない嫌悪と偏見が起こり、 彼の事を例えて、"エゴイスティック・ドラゴンクィーン" と造語も作りたくなる。 こころのトランスヒューマニズムを後退・退化させてもお構いなしの彼の負の姿
映画を例えるなら
"This shallow PR exercise is for superfans only"... The Telegraph
"Gallagher lived his twenties and thirties as rock’s maximum
jackass, greeting the world middle fingers first..."... National Review
amazon.comのレビューでは
"An overblown egotist. the only bigger piece of trash show was Kathy
Griffin's latest vomit."
なんてね？
Liam himself won't deign to admit it. "I don't need that fu*ker!"
he says defiantly about Noel. "I don't need his help!"
映画「リアム・ギャラガー・・・」には、二つの知りたいことを知ることのできない、また知ったわ知ったで、嫌な思いをするジレンマがある。ドキュメンタリーなんて、おこがましくて、このモキュメンタリーには恣意的に隠されている。 解散理由とノエルの本当の言葉... 後者のノエルの言葉自体はそんなことはあり得ないけど オアシスの記録映像には、一言だけ登場する。
Noel Gallagher forbid Liam Gallagher from using Oasis songs in the
film. The film features no Oasis songs...
映画では、オアシスの演奏シーンで他のコメントやら別の映像を加えることで上手く、音源が流れないように工夫しているって？ 何故そんなアザトイ演出をしてるのかって？ 実の兄のノエル・ギャラガーが、オアシス時代の音楽を映画の作中に流すのを禁じている為。 その事が、法廷闘争まで辞さなかった彼ら兄弟の確執や溝の深さが分かる印象的で映画放映自体が禁忌なものを思わせる。
No band, no songs, no niche.
後ろに手を組む変態的歌い方は、健在で、この映画にはマネージャー兼パートナーとのシーンがよく出てくる.. つまりこのモキュメンタリーには兄のポールや母親... ミュージック関係者。いわゆるリアム側の彼にお世話になっている下僕のような方しか、コメントを寄せていない上に、現在の彼は、トレーニングに励み、家族にも囲まれ、アット・ホームを実践している... いいオヤジ観を前面に出しているって？ お前な～っ！！！ 失礼 怒りの拳の落としどころを見失ってしまう。
ふと彼の生い立ちからよく似た俳優を思い出す。メソッド演技法の開拓者であり不世出の俳優： マーロン・ブランド... 彼との決定的な違いは、個人的に言わせてもらう限り、コピべ・バンドか、後出に偉大で多大な影響を与えたかの違い
この映画にひとつだけ良いことがある。ノンリニアー・ナレイティブの時間の進み具合の割には、あっさりと理解できるけど、あまり映画に興味がなかったのが、本当のところ。多くの彼のイタイ・ファンに対して、言い過ぎたところは... ？ 頑張って鑑賞してください。
I'm not a massive cu*t. ... なんて、こんなことを言っているようでは、自己分析のできない人... amazon.comでは端的にこの映画を評価している。
"Narcissistic crap" 拍手・パチパチ◎
この人との精神的マスターベェイトには付き合いたくはない？ しかもオアシスの音楽抜きって？
正直、泣くところは無いんじゃないかな。
オアシスやリアムをうまく解釈している人は泣くより、頷くほうが多いと思う。
ボクは全然泣けなかった。
リアムはリアムだ。
オアシス解散後、彼は動き続けた。だから今がある。
リアムの居場所はマイクの前だ。
それだけで十分じゃないか。
あの佇まいでステージ上にいる。
それだけで十分じゃないか。
デビーさんには我々も感謝してもしきれない。
ただそれだけ。
『リスクを冒し、一線を超え何かを成し遂げようとする姿勢を常に持ち続けること…それがロックンロール・スターの定義なんだよ』