白鳥の湖(1958)
プロット
ソ連
03月06日 1960 台灣上映
スワン・プリンセス 白鳥の湖
プロット
アメリカ
03月25日 1995 台灣上映
白鳥の湖 in Cinema
プロット
日本
10月22日 2021 台灣上映
マシュー・ボーンの「白鳥の湖」3D
プロット
イギリス
06月06日 2015 台灣上映
湖の琴
プロット
日本
11月13日 1966 台灣上映
幻の湖
プロット
日本
09月15日 1982 台灣上映
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鵞鳥湖の夜評論(5)
寡黙で胸の内側をほとんど表に出さない彼らには、何を考えているのか分からぬミステリアスな雰囲気が漂い、だからこそ身体を駆使して感情が一気に噴き出す際の凄みは計り知れない。寂れた街並みを照らすネオンや蛍光色も忘れがたい要素。イーナン監督流の魅惑の映像美にすっかり陶酔しきりの我々観客の姿は、怪しい明かりを求めて水辺に群がる登場人物たちの生態とさほど変わらないのかもしれない。
映像においては、ネオンや血の色や服の色と色彩を重視するあまり、その色に溺れた感があり、ギミックを使ったゴアな表現もしらけさせるほどしらけさせ、実際の血の色や質感を知らない人が耽美だけを追求し描いたと言えば言い過ぎになるのか?また夜のシーンが映画全体を占めているせいか、人の影やネオン管の色彩などを強調した撮影の仕方を随所で行っているのは、観ているうちに閉口気味にもなる。
どうしても映画「鵞鳥湖の夜」には首をひねりたくなるシーンがある。いくら映画とはいえ、シリアスなのかコメディなのかよくわからない場面もあり、この監督さんは物理的な事には無頓着な方なのかもしれない。そんなことが出来たら、雨の中を一人で歩くなんて危なっかしすぎて到底無理に思えてしまう。その事が、真面目とは言わないまでも観ている者を小馬鹿にしているようにさえ見えるのは頂けない... ネオ・ノアールとは、口が裂けても言いたくはなくなる。
ほどんどノーメイクのような薄化粧の女性アイアイ... いつも暗い顔をしていてニコリもしないその姿からタバコをふかすシーンのぎこちなさ... この女優さんをはじめ多くの役者さんが台詞を棒読みにしているのは、どうかしてしまったのか?わざとなのか?リアリティを出すためか?
それとは別に時間軸を無視したようなフラッシュバックを多用したノンリニア・ナレイティブ表現の特徴の一つ、時間という次元を無視したようなシナリオで物語が構成されているわりには、案外とシナリオの進行自体を邪魔するような嫌な流れではなく、時間を行ったり来たりする割には物語を把握するには困らなかったとも言える。
そんな中でも監督はインタビューで、”バイク窃盗団の会合”についてのエピソードを含めて、”すべて実生活に基づくギャングの情報源をベースにしている”と語っている。その事は、暴力団の会合で使用した市内地図でさえ、非常に詳細ものとなっていると言われている。
チョウの人物像は、一連の武装強盗を行った後、2012年の夏に警察に捕らえられ殺害された実在の逃亡者をモデルにしているので映画の時代設定が2012年になったいきさつがある。 偶然なのか、その年の11月にシー・ジンピンが中国の最高指導者に就任した年であり、すでに徹底した非常で冷徹な警戒態勢を維持するために国家での監視が強化された新しい時代の幕開けであるともされている。(The New York Review of Booksより) ... 悲しくなるような事を実際に体現できる香港のように
個人的には、見世物小屋のシーンが印象に残り、暗いボヤケタ、曖昧な夜間ばかりの映像の中に、異様な見世物小屋というシチュエーションにもかかわらず、真っ昼間、真正面からハッキリと被写体を撮影しているところは、凄く意外な新鮮さや驚きも感じられた。
強いて言うことができるなら、ディアオ・イーナン監督の映像美を素直に享受できるかが、この映画の善し悪しを決めるバロメーターとも鍵とも言えるかもしれない... ひねくれ者には無理でした。
中国語は、方言もあるようで実は中国国内でもこの映画はマンダリンの字幕が付いた映画とされ、つまり映画の撮影場所というよりも役者さんたちが話しているのが武漢の方言であることを日本の映画専門サイトが載せているところは皆無で情報の脆弱さは、実に寂しいもの。映画とはあまり関係がないが...
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P.S. どうでもいい思いつきにすぎないけど、これこそ西島さん、香川さんでできそうだな?やってほしくないけど
美しい映像には惹かれましたが、とてもダーク。犯人を射殺した後、警察が記念写真を撮るとか。。色々な意味で印象的な作品でした。