野良猫ロック ワイルド・ジャンボ

日活「野良猫ロック」シリーズの第2作目。梶芽衣子目当てで鑑賞。タイトルからイメージしてた物語とはかなり違った。

無軌道な若者たちを描く青春映画かと思いきや中盤からグッとサスペンスフルに。あまり味わったことのタッチで新鮮であった。これが藤田敏八監督の作風であろうか。

若き日の地井武男と藤竜也も味わい深いが(チィチィの方が渋い！)、なんといってもナチュラルに美しい梶芽衣子が良い(白のビキニ姿を披露) 若き范文雀も綺麗だ。

古い邦画特有のエネルギーとニューシネマっぽいやるせない結末が混合した特殊なグルーヴ映画でした。音楽もイイ。クセになりそう。