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神回 プロット 日本 07月21日 2023 台灣上映
回転扉 プロット フランス・カナダ合作 10月24日 1992 台灣上映
回転木馬 プロット アメリカ 07月01日 1956 台灣上映
回廊とデコイ プロット 日本 11月17日 2023 台灣上映
Malu 夢路 プロット マレーシア・日本合作 11月13日 2020 台灣上映
滑走路 プロット 日本 11月20日 2020 台灣上映
回路評論(11)
だから00年代にネットを使ってパソコンから幽霊現れるべきなのだ
後から考えれば当たり前のことだ
しかしその時には画期的なことなのだ
それを当然のことだ、やらなければならないことなのだとだと真っ先に気付き実行してみせる感性
それが革新性ということなのだろう
本作はそれをやっているのだと思う
それをしなければ前進はないのだ
だから国際的な映画賞を獲得するのもまた当たり前のことなのだ
コロナの時代
幽霊もまたリモートで現れるはずだ
そんな映画を早く観たい
覗き込まれるの怖い。
誰もいないと思っていたところに人が立っていた。みたいな日常の中にもありそうな怖さも本当に怖い。
人のかたちをしたシミ。
ゆっくり近づいて来る人影。
ひとのかたちをした何か。
幽霊とヒト。
終盤は開かずの間の向こう側の世界とつながってしまったみたいな描かれ方。怖かった。
子供の頃は怖がりだったので、恐る恐る母親の観ている横で怖がっていたのだけど、
ある時期から、観るのが辞められなくなるくらい、ホラージャンルへの楽しみ、怖がりだからこそ、楽しめる様になってしまった。
黒沢清監督は、ホラージャンル以外にも、多彩なジャンルを撮っているのだけど、いろんなジャンルの中にも必ず黒沢清監督作品でしか、出会えない驚く瞬間がある。
だから新作がいつも楽しみ。
「回路」はテーマ的に日本のホラーのある領域に行ってしまった作品だと思ってます。
オリジナルで、こんな作品を撮れる監督。
幽霊描写、観た後で知った話で、
技術スタッフが悩んでるうちに、
あの近づいてきて、コケる幽霊をさっと撮ってくる監督。
黒沢清監督の新作を観続けるのはやめたくない、やめられない、映画的な怖さ、楽しさ、驚きに溢れている。
光と影を上手く使い、怖〜い映像が良い雰囲気です。
幽霊が近寄ってくるシーンが かなり怖いです、さすがJAPANホラー!
死んだらどうなるのか、いつかは来るんだよなぁ・・
と、考えさせられる作品でした。
2016年の現在ではパソコンは古いし携帯懐かしいし、時代を感じますが、そのあたりも含めて楽しめました。
ハリウッドの『パルス』がリメイクらしいです。
この映画はその“わからない”ことを描こうとしている気がした。
粗い映像や歪んだボイス。心理的に不安にさせるテクニックを用いて “なんだかわからないもの”の存在を想像させる。
その上で敢えてビジュアルでも見せてしまう。
特にモニターに映る映像が印象的。
現代人はモニターを眺める時間が一番長い、ということを知っている気がした。
パソコンや携帯など少し時代を感じてしまうが ネットの回路が超普及した今こそ見るべき映画かも。