修羅雪姫（1973）劇情
文明開化華やかな明治初期を舞台に、母から託された怨念をはらすために、修羅の道を歩く娘・雪の姿を描く。原作は小池一雄・作、上村一夫・画による同名劇画の映画化。脚本は「反逆の報酬」の長田紀生、監督は「赤い鳥逃げた？」の藤田敏八、撮影は田村正毅がそれぞれ担当。
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修羅雪姫（1973）評論(1)
とにかくストーリーが面白すぎる。無駄がなくテンポも良く、展開も面白い。文句なしに面白かった。
映像美や演出も印象的で、センスが抜群。日本的な和の美しさや、第一章、第二章〜と出てくる斬新な演出、「子連れ狼」のような血しぶきが飛びまくる奇抜なバイオレンス描写など印象的なものばかりだった。
そして何と言っても梶芽衣子の佇まい。美しさはもちろん、その絵になる佇まいは圧巻。
物語の面白さと映像美や演出のセンスが光る傑作復讐劇だった。