スレイヤーズ ごうじゃす
プロット
日本
08月08日 1998 台灣上映
もう、ひとりじゃない
プロット
日本
01月24日 1998 台灣上映
ビバリー・ヒルビリーズ じゃじゃ馬億万長者
プロット
アメリカ
03月19日 1994 台灣上映
映画しまじろう しまじろうと そらとぶふね
プロット
日本
03月12日 2021 台灣上映
劇場版 忍者じゃじゃ丸くん
プロット
日本
08月28日 2020 台灣上映
ふまじめ通信
プロット
日本
10月20日 2023 台灣上映
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風邪(ふうじゃ)評論(20)
窪塚洋介、小西真奈美、柄本明、名優達が頑張れば頑張るほど寒いと思えちゃうこの映画に効く何か特別なワクチンは無かったのでしょうか(苦笑)
暗くて何をしているのか終始分かり難かったし、そもそも意味不明なシーンが多く、結局ブツ切り気味に描かれた各シーンが最終的に一つに繋がってもそれほど驚くことも無かったですもんね・・・。
どんな風邪にでも効くワクチン、しかも4年間有効とあらば、これは本当に魅力的で、話的にもっと面白くなりそうなものでしたが、何でこんなことになってしまったのか不思議でなりません。
風邪で死ぬことは無いと言っても、されど風邪、身近に感じられるウイルスだけに、ピンと来ないウイルス物よりはよっぽど現実感があって、題材はホント悪くなかったんですけどね、それを生かせずおかしな方向へと導いてしまった製作陣の独り善がりぶりには、まるで風邪を引いたかのような寒気すら感じてしまいました。
何やら天才科学者らしい窪塚洋介も、終始風邪を引いていてゲホゲホしっ放しで、見ている方も風邪を引いてしまいそうなぐらい、不快感極まりなかったです、こんな主人公いらん!
時折窪塚らしい独特の雰囲気を醸し出して、さすがだなとは思わせましたが、この脚本・演出ではいくら窪塚でも厳しかったですね。
彼が作るワクチンを巡った様々な陰謀が、実は小さい話なのに物凄く大きく見せようとして、ダダズべりしてしまった印象は拭えずでしたよ。
それとマザコン描写には失笑するしか・・・。
謎めいた女性を演じた小西真奈美も、相当空回りしていましたね。
窪塚を助けたスナックのママが、実は・・・的な展開なら、もう少し上手く描けなかったものか。
だけに、ラストもそうですかぐらいにしか思えずで・・・。
空回りの最たる存在と言えば、柄本明が演じた医者でしょうか。
窪塚の才能に嫉妬した医者、その暴走ぶりは、ただうるさいだけで本当に鬱陶しかった、でも終わってみると踊る柄本明が頭の中で何度もリフレイン・・・実は妙にツボだったことに気付きました、私的見所は結局そこぐらいだったかな。
クリス・ペプラーも何してんだか・・・。
この作品は、キャスト目当てでもキツイかも。
世界観がしっかりしているので、
いつの間にか惹き込まれていきます。
独特のカメラワークや音、登場人物たちの心情など
ひとつひとつ妙に生々しさを感じさせられ
あっという間に2時間たっていました。
あと柄本さんの狂気帯びた演技がスゴい。
必見です。
重みのあるストーリーや暗めの照明演出、カメラワーク
どれもTVドラマやその延長線上の映画では見られないものだと思うので
「映画を見た」感があって個人的には満足です。
みた後にも「あれはこういった意味だったのか」と
気づく事ができるので
考える映画が好きな方は楽しめるのではないでしょうか。
200種類にもおよぶ風邪ウイルスの特効薬“風邪(ふうじゃ)ワクチン”を巡る利権争いと、それに巻き込まれていく一人の女性。。。
金、名声、家族…手に入れたいもの、守りたいものが異なる、それぞれの欲望と思惑が交差し、時に理性が崩れていく姿は、衝撃的である一方で、人間味があり考えさせられた。
最初から最後まで先が読めず、
特に後半は、息を飲む展開が続き目が離せなかった。
後味が悪いラストも、このスッキリしない部分こそが余韻を残し、
しばらく頭の中で考えを巡らせ、次第に作品に惹きつけられていく。
2度3度見たいと思わせる、久々に満足度の高い作品だった。
すべての風邪ワクチンを撲滅できる、風邪(ふうじゃ)ワクチンをめぐって人々が煩労され、巻き込まれ、狂気に支配されていく姿を描いた作品。
それぞれの大切なものへの執着心が、時に狂気と化し、まさにウイルスとして周りに感染していく。
細胞が病に侵されるだけがウイルスではないと訴えているような作品でした。
最後はまるでフランス映画のような後味の悪さではあるが
それがまた終わった後も記憶に残り、もう一度見たいを思わせてくれる作品でした。
特に柄本さんにはいつもやられます。今のもう一回見たい!と今回も思わせられてしまった。
「風邪」というタイトルも、実際に起こっているかもしれないリアルなストーリーも含めて、ミニシアター系?の映画の中ではとても見やすいものじゃないかと思います!