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沈黙の脱獄 プロット アメリカ 03月04日 2006 台灣上映
脱獄者 プロット 日本 10月14日 1967 台灣上映
大脱獄(1975) プロット 日本 04月05日 1975 台灣上映
脱獄囚(1957) プロット 日本 11月05日 1957 台灣上映
暴力脱獄 プロット アメリカ 10月21日 2022 台灣上映
女死刑囚の脱獄 プロット 日本 03月13日 1960 台灣上映
板尾創路の脱獄王評論(14)
こうでなければいかんよね
もう少し脱獄のリアルなシーンなんかがあればまだしも、
そんなものもないので、これは、もう、板尾ファン専用です。
ラストも含めて板尾の世界です。
なぜ、國村隼さんは、ひとりだけ、
まじめに映画俳優をやっていたんでしょう?って感じです。
何度も脱獄を繰り返す鈴木に対し、繰り返される看守の暴力、何か言いたそうで言わない看守長の金村。
鈴木の罪はどんどん重くなっていく............
でもそれには理由があって...............。
最後のオチがなんともマヌケで面白いが、どうせなら他ももっと面白おかしくやってほしかった。
実話を映画化したものかと思ってたんで、ちょっとがっかり。
この人のファンってけっこう多い。
私も初めて見た時から何かインパクトを感じたが、
なにがイイの?とか、どこがイイの?と聞かれると、
雰囲気意外、まったく分からない^^;
なんかいるだけで、面白いヒト。って感じ。
片割れ「ほんこん」も好きだけど、
この二人のコントを今までに見たことがない^^;
まさか今作が観られるとは思っていなかったが、
何の因果か(爆)観られてしまった。
面白いとか面白くないとか、そんなレベルなのか、
これは映画にふさわしい内容なのかといわれると、
う~ん、どうなんでしょうねぇ?という感じで、
でも板尾創路だよね、これ!?といわれるとハイ!
といえる作品。良くも悪くもこの人の感性出まくり。
大脱走とパピヨンをモチーフにしているのだけど、
まったく関係ないシーンも多数。コントもふんだん。
いきなり「ふれあい」で中村雅俊になってるし~。
やっと口を開いたかと思ったら歌っていやがった^^;
しかし当時の彼に顔がソックリ(爆)で大笑い。
悪いけど「しんぼる」より、はるかに分かりやすい。
話が単純で二重構造、泣かせたあとにオチがくる。
この男・鈴木雅之はどうして脱獄を繰り返すのか。
彼の目的が謎のままラストまで淡々と突き進むので
眠くなっているヒマがないというか、与えられない^^;
そして何より、功労者は金村役「國村隼」。
彼あっての映画。良かったな。これで映画になった。
板尾の感性そのままの展開なので、
彼を好きか嫌いかで感想が大きく変わる可能性大。
こういう芸人さん映画は、その芸を観るつもりで
出かけた方がいいのかもしれない。間違っても大作、
感動作などは(カンヌで賞をとっちゃう人もいますが)
普通なら絶対あり得ないとふんだ方が得策だと思う。
私はけっこう楽しめたクチだけど…。
(深夜ドラマ・木下部長も彼そのもの。おかしいヒトだ)