宮廷料理人ヴァテール
プロット
フランス・イギリス合作
11月04日 2000 台灣上映
ポトフ 美食家と料理人
プロット
フランス
12月15日 2023 台灣上映
南極のスコット
プロット
イギリス
08月23日 1949 台灣上映
南極日誌
プロット
韓国
08月27日 2005 台灣上映
南極物語(1983)
プロット
日本
07月23日 1983 台灣上映
みをつくし料理帖
プロット
日本
10月16日 2020 台灣上映
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南極料理人評論(20)
南極の氷でかき氷食べるのとか野球やっちゃうシーンとか手作り感満載のパーティーのシーンとか好き。
◆面白き点は数々あれど、
・ええっ、伊勢海老をエビフライにしちゃうんですかい!
食卓に整然と並ぶ、伊勢海老フライ。隊員たちの反応は微妙で・・。
- 本にも書かれているが、この舞台のドームふじ基地(高度3800M 昭和基地から1000キロ内陸にある基地)でも、伊勢海老だけではなく、鮑、A5級のステーキ肉、等々毎年送り込まれる観測隊のために用意された高級食材が山の様にあるそうである。 何しろ、食べるのだけが楽しみな一年間だからねえ。-
・貴重な水を湯水のように使う車両主任(古館寛治)や、ラーメン命の隊長(きたろう)。恋人に連日、高い電話代を払いながら電話する兄やん(高良健吾)。雪氷学者(そんな学者がいるの! 生瀬勝久)等々、濃ーい面子8人の料理を担当する西村(堺雅人)。
・彼らの、雪上野球のシーンや、毎朝の歯磨き(と、おトイレシーン:壁には「雪はあるが、水は無い」と言う、張り紙が・・。)、毎朝のラジオ体操シーンの、面白さ。
<夜な夜な、ラーメンを食べる人たちのお陰で、朝は茹でガニ・・。普通は、喜ぶのにがっかりした隊員たちの姿。だが、雪氷学者本さんのアドバイスを受け、西村はラーメンを作り、皆に振舞う・・。
嬉しそうな隊長たちの表情。
何気ないシーンをホンワカとした面白きシーンに仕立て上げる沖田修一監督を知った作品。彼は、基本的に私が貴重な存在だと思っている自ら脚本を書く監督でもある。
この作品後の活躍は周知の事実であろう。>
もう自分は年齢的にも、職業的にも隊員になることは出来ないけれど、もし生まれ変わったらなってみたいなぁと思いました。
でも、映画の中の登場人物達は、好きで行っているわけでも無い人や、行っている途中で心折れそうになる人もいて、ご飯は美味しそうで、楽しそうに見えるけれど、それぞれの苦労があるんだろうなぁとか、色々考えました。
ジョークも混えて、その生活を楽しく見られておすすめの映画です。
原作のエッセイ本の題は「面白南極料理人」だが、映画化で“面白”を外したのは正解。観たらすぐ分かるように、堺雅人が演じる料理人の西村が面白いわけではなく、観測基地で個性的な隊員たちと過ごす日常や巻き起こるハプニングが、穏やかな笑いや大爆笑をもたらすのだ。さらに言えば、南極の中でも隔絶された高所にある基地でのさまざまな不便、家族と長期間会えない寂しさなども丁寧に描かれ、ユーモアとペーソスの配分もばっちり。沖田シェフが素材を活かして絶妙に味付けした逸品料理と相成った。