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マリア 怒りの娘 プロット ニカラグア・メキシコ・オランダ・ドイツ・フランス・ノルウェー・スペイン合作 02月24日 台灣上映
つ。 プロット 日本 02月24日 台灣上映
あとがき プロット 日本 03月01日 台灣上映
ポーカー・フェイス 裏切りのカード プロット オーストラリア 03月01日 台灣上映
ブルーイマジン プロット 日本・フィリピン・シンガポール合作 03月16日 台灣上映
12日の殺人 プロット フランス 03月15日 台灣上映
エラゴン 遺志を継ぐ者評論(16)
興行的に失敗するとしたら、この人以外は考えられないというほどのハマリ役が不在なことだ。生き生きとしたメイン・キャラの不在が、そのままポスター・デザインに如実に現れている。
もう一点、衣装が中途半端。見た目にも安っぽい。
★ひとつは次作に期待してご祝儀だ!
p.s. 続くはずの続編が頓挫したので、ご祝儀は取り消し! 「ライラの冒険」同様、スタジオはもっと責任を持つべきだ。
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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと同系列の内容だが、印象としては子供向けマンガ的。
卵から孵ったばかりのドラゴンがあっという間に成長したり、テレパシーやテレポーテーションの魔法にそう感じさせる軽さがあって、世界観も浅いように感じた。
映像的には違和感のないドラゴンのCGや、スピード感溢れる飛行シーンには見応えがあって、それなりに楽しめた。
でもま、見かけとは裏腹な女性的なドラゴンや、ドラゴンライダーという設定などに作品としての個性を感じなくはないが、正直この手のファンタジー映画としての突出した魅力に欠き、印象に残りにくい大味な凡作。
よかった場面はドラゴンに乗っての空中戦くらい。
キャラクターはブロムという元ドラゴンライダーが魅力的だったが、
ヒロインのアーリアは足を引っ張ってる印象が強く、
主人公には成長を感じられなかった。
原作を詰め過ぎてしまって全体的に中途半端になってしまったかな。
では何故、映画は何ら志を感じられない、稀に見る粗悪品になってしまったのだろう? 思うに、今回大抜擢された新人監督は、面白い映画を観たことがないのではないだろうか? いや、「面白い!」と思うレベル、あるいは妥協するレベルが、あまりに低すぎるのかもしれない。
もし、製作者が「時間の制限が無く、読み手の想像力もプラスされる小説と違って、映画には多くの制限があるから」とでも言い訳するのであれば、詭弁でしかない。それは、あれだけ膨大な「指輪物語」のエッセンスをしっかりと抽出し、さらにそこに自分のカラーをしっかりと盛り込んで、傑作「ロード・オブ・ザ・リング」三部作を仕上げたピーター・ジャクソンを例にしてみれば分かる。
ただ、おそらく大きなプレッシャーと制約の中で奮闘した新人監督をあまり責めるのもいけないのだろう。最も罪が重いのは、「指輪〜」や「ナルニア国物語」の成功の尻馬に乗らんと、ろくな準備もせずに、ぽっと出のベストセラーに飛びついた20世紀フォックスの背広組だと思うのだ……。