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孫文 プロット 中国 05月20日 1989 台灣上映
恋文(1953) プロット 日本 12月13日 1953 台灣上映
恋文(1985) プロット 日本 10月05日 1985 台灣上映
緋文字 プロット 西ドイツ・スペイン合作 01月01日 1900 台灣上映
縄文式2 プロット 日本 05月05日 2001 台灣上映
オネーギンの恋文 プロット イギリス 05月20日 2000 台灣上映
ペリカン文書評論(8)
色々な事が初体験で、リアクションが若者になるはずの大学生の設定にも関わらず、ジュリア・ロバーツの元々の落ち着き感が拭いきれ無くて、全然、応援する気にも、心配する気にもならない。
バック・ドラフトで、頼り無さげの主人公が、最後にはしっかり感が出てかっこ良くなったり。
バック・トゥー・ザ・フューチャーで主人公のお父さんが、情けない若さと、少し頼もしい若さ、情けない父親とカッコイイ父親に変化したのと比べると、ジュリアは最初から最後まで、変化無く終わってしまった。
とにかく最初から人が殺されすぎでわけわかりません。ペリカン文書の内容も途中でやっとわかるし・・・緊迫感を味わおうとしても理由がわからないとダメですよね。
デンゼルと一緒に車に乗ったとき、エンジンが中々かからずに降りるシーンからのシークエンスは緊張しました。それと、デンゼル・ワシントンの優しさと強さが光ってた。
登場人物もかなり多いし利権や地位や思惑が絡み合っていて話は複雑でわかり辛い。もう少し作品を長くしてくれてもいいから、もっと手間をかけてしっかりと描いてくれていても良かったかな。最初はそう思っていたが、そもそも141分の作品なのに2時間のテレビ放送された作品はかなりカットされていたようで、これでは仕方がない。いずれ機会をみてノーカット版を観てみよう。
この手の作品の原作としては有名なグリシャムの作品なので、脚本自体はしっかりとしていたと思う。ちゃんと事情を理解出来れば面白い作品。
権力に立ち向かう話は燃えますね。
緊迫感でドキドキさせられるシーンもあって良かったです。
文書の内容には衝撃はなかったものの、なるほど…と納得できました。その後の証拠を追うあたりが一番ワクワクしておもしろかったですね。車のエンジンをかけそうでかけないところとか。
タイトルの意味が作中でわかるところも良かったです。
悪い点としては、ホワイトハウス、FBI、CIA、暗殺者などの多くの人物が登場するのですが、中にはあまり特徴がない人もおり、誰がどこの所属でどう動いているのかが分かりにくかったです。
デンゼルワシントンとジュリアロバーツの演技もいい。デンゼルワシントンの誠実で、さりげない優しさも持った雰囲気が役に合っていました。ジュリアロバーツも芯が強い役で、美しかったです。
戦友のようになっていく2人の関係が素敵でした。ラストの雰囲気も好きです。